水上アキラです。「コピーライティング」と「成果(読み手の行動)」の間には、
越えなければいけない4つのハードルが存在しています。
それが4つのNOTです。
順に説明していきましょう。
NOT OPEN 〜開かない〜
郵便受けに届いたDMを、そのままゴミ箱にポン!
受信箱の電子メールを、クリックせずにゴミ箱にポン!
そんな経験ありませんか?
これがNOT OPENです。
そもそも開いてすらもらえないわけですから、
どんなに良いコピーを書いたところで全くの無駄。
このハードルをクリアするには、とにかく一瞬でも気を引いて
- 封を切らせる
- タイトルをクリックさせる
ことが必要になります。
たとえば、インパクトのあるキャッチコピーを封筒の表に書いたり、
メールのタイトルにすることができるでしょう。
NOT READ 〜読まない〜
キャッチコピーや最初の見出しを見ただけで、「ふーん」と目を離す。
身に覚えがありますよね?
これがNOT READです。
キャッチコピーは目に入るものの、先を読んでもらえない以上、
やはりボディコピーはまるまる無駄になってしまいます。
このハードルをクリアするにも、
やはりインパクトのあるキャッチコピーが役立つでしょう。
コピー全体をザーッと流し読みする人のために、
興味を引く小見出しを要所要所に配置するのも効果的ですね。
NOT BELIEVE 〜信じない〜
『一晩で、ぽっこりお腹がシックスパックに!』
さすがに胡散臭いですね(笑)
こういう広告を目にしても、ほとんどの人はNOT BELIEVE、
つまりコピー自体を信じません。
このハードルをクリアするには、不必要に大げさな煽り文句を使わないのはもちろん、
情報自体の信頼性や説得力を高めるための工夫も必要。
たとえば客観的なデータを使う、「ユーザーの声」を掲載する、
といった方法が使えるでしょう。
NOT DECIDE(NOT ACT)〜決めない・行動しない〜
最後までコピーを読んでも、
行動を起こさないのがNOT DECIDE(NOT ACT)です。
一見するとこれは「読み手の性格」の問題に思えますが、
コピーライティングのテクニックを使えば、読み手に行動を促すことも可能です。
たとえば「このボタンをクリック!」と書かれていれば、
少なくとも「次に何をするか?」で読み手を迷わせることはありません。
誘導することで読み手を操ることはできるのです。
また「先着5名様まで」などと書くことで、
読み手に迷うヒマを与えないのも手です。
まとめ
4つのNOTは順番に解決していくようにしましょう。
たとえば、NOT OPENを解決しないまま
NOT BELIEVEの対策に力を入れても、
せっかくの労力が無駄になってしまいます。
もう一度言いますが、
くれぐれも4つのNOTは上から順番に解決するようにしていきましょう!
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