クレイジージャーニー出演者4名の苦しい過去や素性を調べてみた

エンタメ

水上アキラです。先日、昔のお客さんと飲んでいたときにクレイジージャーニーの話題が出まして、
元々その番組に影響されたことで会社を辞めて独立された方だったんですけど、
私も放送開始時からよく見ている番組なので、話が合って盛り上がりました。

そこで、私がファンである出演者4名について、

  • 番組出演のキッカケとなったものは?
  • そもそも一体どんな人なんだろう?
  • クレイジージャーニーたちの収入源は?

など過去や素性を調べてみました。

佐藤健寿(奇界遺産)

クレイジージャーニーに出る前からすでに奇界遺産で知られていた佐藤健寿さんは
番組内でのイケメン枠でもあり、度々出演されて普通では絶対に見られない景色を紹介されています。

2作目の奇界遺産2は番組出演もあってかベストセラーに。

実は、クレイジージャーニー出演前にタモリ俱楽部でも2014年に出てました。

元々はギタリスト志望だったので、やはりアーティスト志向が高い人物だったことが伺えます。

 

経歴

武蔵野美術大学卒後、アメリカ留学をしていたことが番組内でも紹介されたことがあります。

あの回は、それまでベールに包まれていた彼の経歴や、就職することなくアメリカで数年間暮らしていたことが話されてました。

留学経験ありで通訳なしで世界を巡っているので、英会話もペラペラだと思われます。

インスタには妻子を撮られた写真も載っていました。

 

本業

アメリカ滞在中にカメラを持ち歩く習慣が出来て、いつしか専業のカメラマンとなります。

写真家と言うのは、名乗ればいくらでもなれてしまいますが、
当然ライバルも多い世界です。

人と違うことをやらないとなかなか食っていくのは難しいレベルの職業です。

初めて『X51.ORG THE ODYSSEY』という本を出版したのも
カメラマンになってから3年後の話です。

 

『X51.ORG』の『.org』はWebサイトのドメイン名です。

つまり、個人のWebサイトを開設して自分の撮った奇妙な写真をアップしていったわけです。

頭にXが付いているのは、『Xファイル』を連想させますよね。

51の数字は、UFOの聖地『エリア51』の数字でしょう。

 

内容としては宇宙人、オカルト、超常現象、UFO、などにまつわる写真集ということです。

人と違うことをやっていることを出版社が嗅ぎつけて『本を出さないか?』という流れになったんですね。

 

 

その後に出版された『奇界遺産』という実績をクレイジージャーニーが発掘して現在に至ります。

収入源としては、本の印税、番組のギャラ、写真展などカメラマンでの活動、など
どう見積もっても年間2000万円以上はあるでしょう。

ただ、クレイジージャーニーの取材費はあっても、
普段写真を撮りに行くときの旅費は自腹なんだろうなと。

 

感想

今では売れっ子の佐藤健寿さんも、元々は単なる一般人であり、
カメラマンというのも買ってもらえないうちはフリーターと変わりません。

いかに人と違うことをやるかに掛かっています。

オカルト系を取り上げるようになったのは、仕事のために仕方ないではなく
元々彼が好みのジャンルだったはずです。

彼が『好きなことで生きていく』ために最初のキッカケになったのは
Webサイト構築と情報発信というのも意外でしたね。

要するに、誰にでも彼と同じようになれるチャンスは平等だということです。

 

 

 

丸山ゴンザレス(犯罪ジャーナリスト)

 

番組の第1話から登場した『ミスタークレイジージャーニー』の丸山ゴンザレスさん。

その後も露出は1番多いのではないかな。

主に、世界中のスラム、裏社会、危険地帯への潜入を得意としてますね。

 

 

いつ本人に危険があってもおかしくないような場所に平然と突入するスタイルで、
マズそうな食べ物もカメラの前でモグモグ食べている印象がとても強い。

戦時中の体験者のように、色んな虫を食べてきた人はお腹の中も抗体ができて
病気に強くなっているみたいなものかと思います。

 

経歴

丸山ゴンザレスさんが育った家庭は、普通のサラリーマン家庭です。

そして、出版社に就職していたからフリーに転身後も取材本を出すルートはあったわけです。

元々、渋谷区の國學院大學大学院を出られているので優秀な人物です。

結構いじられる様子とかボケた感じが演出として入ってますけど、
キャラクターや見た目で判断してはいけないんです。

ただ、放送を見ていると、英会話の語学力はあまり無いような印象ですかね。

 

本業

職業としては、フリーのジャーナリストですね。

普通の人が拒絶反応を起こすような犯罪の裏舞台を取り上げることで差別化されてます。

 

自身の体験をこれまで20冊以上の本で出版するジャーナリストであり、タレントではないです。

テレビ出演は単なる宣伝場所。

他の出演者もそうですが、局側と利害が一致してるから
何度も出演してブランドを確立させているわけです。

そこからラジオ、本、メルマガと情報発信者としては理想的なルートを辿ってますよね。

旅費は自腹でしょうけど、年収2000万円くらいあってもおかしくありません。

 

感想

『ジャーナリスト』と聞くと世間を騒がせたシリア拘束されていた安田純平氏も同じですが、テレビに出るにしても扱いが全然変わってきますね。

片やタレント化してイベントにも呼ばれてキャーキャー言われる、
一方でシリアだと3年間拘束されて解放されても実は自作自演だったんじゃないかと批判される。

丸山ゴンザレスさんもクレイジージャーニーに取り上げられて無かったら、
どこにでもある『犯罪の裏側本を書いてる人』にしか見られてなかったわけだから
やっぱり情報発信とマスコミの影響力は大きいですね。

同じようなことをして命懸けの活動をしていても、取り上げてもらいたいと思っているジャーナリストもいるんじゃないかなとか思うんですけど、こういうのは最初に取り上げられた人が先駆者と見られるところがありますよね。

 

 

 

加藤英明(爬虫類ハンター)

クレイジージャーニー以外にも『池の水ぜんぶ抜く大作戦』『鉄腕ダッシュ』『やりすぎ都市伝説』などで出演されてきましたが、発掘したクレイジージャーニーが他番組に出られることを嫉妬するほどユニークなキャラクターで『爬虫類の加藤先生』として人気ありますね。

 

巨大カエルや蛇を素手で捕まえる、コモドドラゴンとの格闘、など爬虫類を生で捕獲する映像はリアルにスゴイ。

あんなの普通は生物のどこを持てば大人しく捕獲できるかが分かりませんよ。

全て把握してるのかよっていう。

下手すれば噛まれるわけで。

それを漫画のキャラクターばりに暴れているので、子供たちの人気はトップクラスです。

 

経歴

静岡大学教育学部出身で大学院にすすみ岐阜大学大学院で博士を取られてます。

おどけたキャラクターばかりに目が行きがちですが、
この経歴からして、メチャクチャ優秀な人物ってことです。

NPO法人静岡県カメ自然誌研究センター代表になるほど亀に特化した研究者のようです。

旅人というより、研究のための渡航を世界50か国渡っているわけですから、
クレイジーなわけでもなく普通の学者さんたちはみんな同じようにされていることです。

 

本業

現職としては静岡大学の講師であり農学博士なので、
フリーランスの多いクレイジージャーニー出演者の中では珍しく安定した職業の人です。

 

加藤英明先生のインスタグラムやtwitterは見つからなかったのですが、
個人ブログを開設されてますね。

加藤英明の「静岡ぐるっと生き物探検!」
私たちの身の回りでは、今まで見られなかった奇妙な生き物たちが姿を現すようになりました。ワニガメやカミツキガメ、キノボリトカゲやアムールハリネズミ、アリゲーターガー、アライグマ。 そんな身近に潜む生き物たちの姿と現状を紹介します。海外の生き物情報も!

 

思いきり何冊も本を出版されて情報発信もされてます。

大学講師だけでも年収1000万円クラスは普通にありそうで、
個々のテレビ出演料や本の売上などもさらに入ると1500万円くらいあるでしょうか。

海外への旅費は大学からの研究費として出ているならタダですね。

 

感想

加藤英明先生もクレイジージャーニーを宣伝の場として使われているのが分かります。

と言っても本の印税は個人収入なのか静岡大学の取り分があるのかは知りませんが
副業として情報発信の媒体にWebサイト運営は使われていることが分かります。

いかにこれが今どきの当たり前の流れなのかというのが理解できるかと思います。

 

SeeSaaブログというのは珍しいですが、
Webサイトでの情報発信は自分だけのファンを取り込むのには必須なんです。

書いたそのときには読まれる人はまだいなくても、記事がストックされていけば
あるときに何かのキッカケでアクセスも収入もドカンとなる可能性を秘めているのです。

 

 

 

 

ヨシダナギ(アフリカ民族写真家)

 

クレイジージャーニーの中ではアイドル的な立ち位置で何度も出演されてますね。

キレイ目の女性なのに牛の生き血を飲む姿や、
ヤギの頭焼きを食べるギャップが物凄い印象のヨシダナギさんです。

主にアフリカなどの少数民族を美しく撮影する写真家ですが、
決して順風満帆な人生ではなかったことに驚きました。

どこか影のあるミステリックな雰囲気はそういうことだったのかと理解できました。

 

経歴

10歳で引越した先でイジメにあい、中学時代は不登校だった過去もあるようです。

自傷行為すらあったようです。

生きる価値も無いくらいに自分を追い込んでいた暗黒の時代もあったとは思えないほど現在は輝いています。

そういう過去もあり、『ヨシダナギ』という名前は本名では無いんだとか。

彼女が開花したのは、インターネットがキッカケでした。

ネット掲示板でたまたま出版社の人と知り合い、ホームページを作ってもらい、
創作物語を書いていくところから現在の彼女の道のりは始まりました。

 

プロフィール写真が芸能事務所の目に留まり、
スカウトされてグラビアアイドルだった頃もあるんだとか。

ただ、それで食っていける気は無かったことからイラストや写真の世界に進みます。

そして初の渡航先だったフィリピンでの出来事が彼女を大きく変えました。

フィリピンで撮影した子供たちの写真をブログにアップし、
その後もアジアを中心に回ってアップし続けました。

 

ある程度の反響はあったものの期待したほどではなく、
人と違うことをやらないと人生変わらないという思いから
アフリカに目を向けるようになりました。

 

本業

ヨシダナギさんは、アフリカ少数民族にスポットを絞った写真家です。

写真はPhotoshop加工することで煌びやかな作風を創作されています。

 

服を脱いで現地の女性と同じスタイルをすることで心を開いてもらい仲良くなるシーンが特徴です。

現地の人にしてみれば、カメラが回っているからと言って優しくしてくれるイメージなんて無いですよね。いかに距離を縮められるかをヨシダナギさん自身がこれまでの経験で得た感覚によって立ち回りができているということです。

 

それに、脱ぐことは男性を油断させるための戦略では無いです。

あくまでも女性たちに認めてもらいたい思いから来ています。

心理学用語で言えば『ミラーリング』です。

真似をすることで相手にとってみれば『似た者同士』という意識を持たせることができます。

これにより好意とか尊敬を表せるのです。

 

つまり、言葉はなくとも通じてもらうためには態度や姿勢で示すことは
世界共通なんだなと感じましたね。

さらに言えば、女性陣が歓迎する異国人なら大丈夫なんだろうという男性陣という絵図もどこかで見られた気がします。

特殊な民族とは言え、女性には勝てない男性たちっていうのも滑稽でしたね。

 

収入源としては本の印税、番組の出演料、写真展、の他にも
女性特有のメリットというかイベントにたくさん呼ばれてますよね。

彼女がいるだけで華になる存在というのは男性陣よりも得なことだと思います。

1回のイベントで50万円100万円もらえるのもザラですからね。

 

感想

今では大人気のヨシダナギさんも10代は苦しい人生だったようですが、
大きく変化させたキッカケになったのはインターネットでした。

見ていくと分かるように、どこにでもいる単なる一般人だったのに
差別化されたホームページやブログを運営していって、それをマスコミが取り上げたことで
日本に1人しかいないポジションを確立させたわけです。

インターネットが無い時代だったら彼女も普通のOLや派遣社員で終わっていたことでしょう。

自分が好きなこと、やりたいこと、を突き詰めていって
ネットで情報発信していくだけでアクセスも徐々に集まっていき
その中には自分を引き上げてくれる存在も出てくるんです。

 

 

私も簡単にホームページが作れるSIRIUSで100サイトくらい作ってきたから今でも不労所得になっているんです。

【上位版】次世代型サイト作成システム「SIRIUS」

まとめ

一言で言うと、売れっ子のクレイジージャーニーたちは私も賛同する

自分の好きなことで生きていく

を体現されている人ばかりです。

 

それも、インターネットの情報発信が最初のキッカケ、
というパターンがやはり王道なんだと感じました。

 

どの人も、元々は単なる一般人ばかりなのに、今ではすっかり大勢のファンが付いてます。

ジャーニーたちのように情報発信する側になると、
未来が大きく変わる可能性も秘めているというのが分かりますよね。

フリーランスが多く、まず自分でネットで発信することから声を掛けられるのがキッカケで
取材に応じて番組出演となっているので、大きなチャンスもあるということです。

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