水上アキラです。転職を考えている人の中には前の会社がブラック企業だったから
という方も多い時代です。
しかし、せっかく求人票を見て転職できたと思ったら、
またブラック企業だったなんて可能性もありますね。
今回は求人票でありがちなダメ企業の見分け方をまとめていきます。
会社名が意味不明のアルファベット3文字4文字
株式会社●●●とか、株式会社▲▲▲▲みたいに、
何の略なのか不明なアルファベットが並んでいるだけの会社もよくあります。
事業に関連したところから取られた省略形なら良いのですが、
そうでもない会社はゴロゴロあります。
下請け会社に多いです。
法人登記が浅すぎる会社
会社名は出ているのでGoogleで検索してみると
登記日からまだ半年1年な会社は、調べても情報が載ってないことがほとんどです。
退職者がいないというのは、逆に言えばブラックなのかホワイトなのかの判断も付きません。
転職情報のレビューや評判サイトにも空欄だったりしますからね。
恐らく仕事先の受注などもホームページで営業は取っているので
それがまともならまだ救いがありますが、
ホームページすら無いなら、まずアウトです。
未経験歓迎、学歴不問、資格不問
要するに、何もスキルが無い人間を採用しようとしているレベルです。
それによって採用された人材たちもみな同レベルであり、
誰でもできる仕事だと足元を見られて給料が安くなってもおかしくありません。
中には会社が教育しながら育ててくれるよ、なんて心優しい会社もあるかもですが、
そんなのは1万分の1くらいだと思います。
その教育期間は会社が経費持ちなわけです。
1円も稼いでくれない社員に給料を払いながら教育してくれるというのは相当甘いです。
即戦力でもないお荷物な人材にどこまで甘く接してくれるのか想像できません。
こき使われる単純労働系か、営業系、といったところが予測付きます。
知性が欠如してそうな社員たちの笑顔写真
これは昔、私がいた会社の孫請け企業がそんな会社だったのを思い出します。
三流企業によくありがちな派手目の人たちの笑顔が逆にサムいっていう。
ITスキル0でも採用されてたとか聞きました。
出向してきた社員がプログラミングの本を片手にキーボード叩いてましたし。
そこは社長がワンマン経営なところで、愛人を秘書にしたり事務員にしてたようです。
いるだけで良いみたいな程度の仕事って、
社長がお気に入りのキャバ嬢でもできてしまいます。
男性社員たちは奴隷にしか見られてなかったと愚痴を吐かれたことがありました。
アットホームな社風です
バカの1つ覚えのようにあちこちの求人票に書かれているようですが、
アットホームだと思っているのは、それを書いている社長か人事部だけかもしれません。
ほぼ100%、仕事外でも家族ぐるみで強制的にイベントや飲み会に付き合わされます。
社員同士も兄弟のように扱われて、仲良しの度を越えていく会社もあります。
『和気あいあい』というワードも危ないです。
権限を持っている人は社内で思い通りの力を持っているから言えるわけで、
悪ノリが苦手な人は辞めておいたほうが良いです。
人物重視の採用です
本来、人を採用するというのは、人物重視が当たり前です。
なのにわざわざ書くということは、あまり人を見る目がないんです。
そもそもたった1時間ほどの面接で何が分かるの?というね。
そんな面接官によって採用された社員たちと一緒に働くわけですから、
どの程度の人材が揃っているのかは、しれたものです。
大量採用での求人です
100人とか大勢採用するけど、
半分以上は3か月くらいで辞めても良いくらいの募集の掛け方です。
体力的精神的にキツイのは言うまでもなく、
離職者がいても会社はずっとその姿勢で求人を掛けています。
たぶん、毎月のように同じような求人を掛けていることでしょう。
夢理論で洗脳
『夢』『気合い』などという言葉を使いたがる会社も危険です。
社長の精神論など、何を眠たいこと言ってるんだという内容がつらつらと書かれています。
夢を叶えようとか書かれているのは、
確かに書かれてるような高収入の社員はいるのかもしれませんが、
それってつまりインセンティブなわけです。
ノルマの厳しい営業系でありがちですね。
こういう会社は採用枠は大勢を取っておいて、
使える人材だけ残していくスタイルが非常に多いです。
営業成績が悪いまま、ほぼ3か月で退職となったところで
会社は最初からそのつもりなので引き止めやしません。
自主性を重視します
入社後、放置されますね。
何かを教えるつもりなど毛頭なく、自分で全部考えてやってねという姿勢です。
誰かに構ってほしいような人は避けたほうが精神衛生上いいでしょう。
まとめ
転職は繰り返せば繰り返すほどデメリットが増していきます。
退職するだけでも手続きが色々ありますが、
新しい会社に入るときのほうがやることも気苦労も多いことでしょう。
5回も6回も転職するものではありませんし、
自分の価値を判断してくれる会社と出会うのも至難の業です。
今回挙げたポイントをチェックしながら、
迂闊にブラック企業に入ってしまわないようにしましょう。
コメント