水上アキラです。ネットビジネスで効率化を図るならメルマガは欠かせない戦略です。
上手くハマれば海外旅行をする時間も生まれます。
私がやったようにブログでアフィリエイトをする一方で、
さらに独自のメルマガに登録してもらうことができると
メルマガの中でも別の商材をアフィリエイトしたりコンテンツ販売が可能になります。
ブログのアフィリエイトの場合は報酬発生のタイミングはお客さん次第ですが、
メルマガに登録してもらえば自分のタイミングで報酬を得られるということです。
- ブログでは待ちの態勢
- メルマガでは攻めの態勢
が作れるわけです。
メルマガ読者ターゲットの重要性
メルマガ読者のメールアドレスをリストと言いますが、
リストを集めなければせっかく書いたメールも読まれることはありません。
いざメルマガ配信を始めようとしても、このリスト集めから挫折する人も多いです。
誰だって最初はリストが0人から始まっています。
テレビに出ているような有名人というわけでは無いのであれば
実績もブランドも何も無いですよね。
それでも読者数が1万人とか10万人もいるような普通の一般人も実在しています。
例えば、無差別に適当に抽出された1000人がいるとして、
あなたが自分の名前でメールを出して商材を販売したときに
どれだけが購入されるでしょうか?
恐らく5件6件というところですね。0件ではないところがまた面白いところなのですが。
普通は、送信者を認識できないような誰だか分からない人から勧められても
迷惑メール扱いされるだけだったり、無視されたり、ゴミ箱行きです。
しかし、あなたの名前を認識できる1000人だと話は変わってきます。
50件とか100件が買ってくれても変ではありません。
それほどにメルマガ配信の影響力は強いということです。
要するに、メルマガのリストを集めるなら無差別に集めてくるよりも、
あなたのメルマガが読みたいと思っている人
のリストを集めるべきなのです。
ターゲットは●●●にすること
ブログ記事を書くときに、その他大勢を広く浅く集めるのではなく、
完全に1人を狙った狭く深く集める考え方です。
『こういう人に読んでもらいたい』という架空の人物像を事前に描きます。
架空の人物像のことをペルソナと言いますが、
その1人だけに向かって記事を書くような意識で書きましょうということです。
趣味、美的センス、偏差値、食べ物の好み、人生観、職業、性格、など
あらゆる面から絞っていって、世界にたった1人しかいない人物像を浮かべます。
多くの場合、世界にたった1人しかいないわけではなく、
それに似た人が100人も300人もいたりします。
インターネット上では何億人もいるわけですから、それに比べたら100人なんていうのは遥か少数ですよね。それでも自分の濃い読者が100人いればビジネスは成立します。
企業のキャッチコピーやCMなどもそういう意識で作られることが多いです。
大勢に買ってもらわなくて良いので、思い描いたペルソナに買ってもらう想定なのです。
なぜならその企業は『一見客』を求めているのではなく、
『リピート客』を求めているからです。
何度も繰り返し買ってくれる『リピート客』の存在のほうが大きいのです。
ペルソナを狙ったリストの集め方が、いかに効果的か分かりますね。
事前にそこまで考えながらブログを構築していきます。
基本的なリストの集め方
メルマガ用リストの集め方としては色々ありますが、まずはブログが基点となります。
基地とかお城になるイメージです。
ブログにアクセスしてきた人が自分の意志でメルマガ登録してくれるように促していきます。
何故ブログを作るのかというと、メルマガを配信するには
- メールアドレスを登録してもらう
- 登録してもらうためのリンクを置く
- リンクを置くためにメルマガ配信スタンドを持つ
ということになります。
配信スタンドのリンクを置く場所が必要であり、SNSやブログが適しています。
そして、どんな内容のメルマガが配信されるのかを
事前に理解してもらうための看板代わりにもなってくれます。
記事を書くときはペルソナが検索しそうなタイトルを意識して書きます。
やがてブログで記事が充実してくるとGoogle経由でも自然にアクセスが集まってきます。
SEO対策も自分で意識していくようにします。
アクセスの大半は『見てるだけ客』ですが、そのうちの数%かで良いので
メルマガ登録までしてもらえるようになれば第一段階クリアになります。
あとはメルマガもブログと同じように事前に定めたペルソナ1人に話す意識を持って書いていくことになります。
ブログはワードプレスで作る
このとき作るブログというのは、アメブロやはてなブログは避けましょう。
ワードプレス(WordPress)で構築します。
無料ブログでは記事自体に特定のキーワードが入るだけで非表示にされたり、
ある日突然ブログがまるごと削除されるリスクだってあります。
メルマガ配信スタンドのリンクを置くのも禁止されていたりします。
自分の好きなようなカスタマイズもできません。
運営会社の広告にも邪魔されます。せっかくアクセスしてくれた見込み客が
どうでも良い広告に流れていくのは機会損失になります。
こちらでも解説しています。
メルマガ登録してもらう戦略
偶然ブログにアクセスしてきた人たちがメルマガ登録まですんなりしてはくれません。
わざわざ自分のメールアドレスを他人に流すことを怖いと感じる人すらいます。
なので、最初にそのハードルを下げてあげる必要があります。
よく使われるのが無料プレゼントを渡すことです。
登録してくれたらプレゼントをあげますよ、と言われたら興味のある人は登録してくれるようにもなります。
タダでくれるって言うから、という登録するための『言い訳』『理由』を作ってあげるのです。
その無料プレゼントもペルソナが欲しがりそうなものを事前に作成しておきます。
これがあるのと無いのとでは結果は全然変わってきます。
このときも内容よりタイトルを重視しましょう。
また、プレゼントの出来が良いときは読者に感動を与えることにも繋がります。
先に与えることが大きいです。
人はタダで与えられたら何かを返したくなりますからね。(返報性の法則)
定番のリスト集め方はどうなの?
メルマガのリスト取りとして使われるよく有りがちなものが幾つかあります。
それらは未だに効果があるのか、私の実体験も含めて真面目に判定していきます。
無料レポート登録からのダウンロード
メルぞう、スゴワザ、のような無料レポートスタンドなるものが存在します。
当初はまだ良かったです。
レポートをダウンロードするために宛先のメールアドレスを入力してもらえるので
リストとしてもよく使ってましたし、成約率もそこそこありました。
・・・が、
今ではちょっとリストの質としては悪いです。
冷やかしのようなアドレスもよく見られ、すぐ解除もされます。
それを補うほどの量は獲得できましたが年々落ち込んだ印象です。
一応、その中でも質の良いリストだけを獲得する方法はあるので、個人的にご相談ください。
他人のメルマガに号外として出してもらう
これもやったことありましたけど、出している人との関連性が深くないと
『アンタ、誰?』
という感じであまり食いつかれないです。
登録されたところで元の人側で教育されてる人ばかりなので反応が薄かったり、
自分でも一から教育だったり、あまり効果は感じられないです。
結果的に商材の売上も鈍くなります。
リストを購入する
1リスト500円とか1000円で買うことができます。
しかし、これもやはり元々が他人の教育をされているリストでもあるので
食いつきはイマイチです。
その人がちゃんと真面目に教育されたリストならまだしも、
どうやって集められたリストなのかも分からないこともあるので
中には既に全然見られてないアドレスばかりだったなんてケースだってあります。
自分が一生懸命メールを書いたところで1人も読まれてなかったり反応が無いのは虚しくなりますよ。
結局、一から教育するのはブログ集客でも同じですし、
出費するほどのメリットがあった記憶も無いです。
定番リスト集めの結論
無料レポートスタンドも、号外広告も、リスト購入も
形だけのメールアドレスだけが集まるところまでにしかなりません。
商材の成約率はかなり低めです。
単なるメールアドレスが集まったところで意味はありません。
その奥にいる人こそが重要です。
メールアドレスはフリーメールなど幾らでも取ることができてしまうので、
普段から全然見ないようなサブアカウントとして取れてしまいます。
そうではなく、普段からその人が毎日見てるようなメインアカウントのメールアドレスこそが最良のリストであり、メルマガ攻略で勘違いしてもらいたくないポイントなのです。
濃い読者が集まった後はコレ
- ブログ記事も増えてきて
- 直帰率も低く抑えられていて
- 検索流入も増えてきて
- 無料プレゼントも完成して
- メルマガも書き始めた
というところまで来ました。
もうその頃には論理的に理解もできていて、慣れと繰り返しだけなので
明日やる作業も自分で分かってくるようになります。
もちろんこの中にはインスタグラムやTwitterなどSNSも使っていけば
読者増のスピードも上がっていきます。
ここまでだいたい2ヵ月半くらいが準備期間です。
中途半端で挫折してしまう人も出てきますが、それはむしろライバルも減ってくれるということです。最後まで継続できた人だけが笑えるようになります。
私がなぜ稼げているかというと、こんな面倒な時期もダラダラ遊ぶことなく真面目に毎日パソコンに向かって継続して作業していたからです。
だから自信を持って言えているのです。
今の生活で周りに見返したいという強い気持ちがあれば継続できるんです。
慣れないと一番しんどい時期かもしれませんが、それも最初だけです。
準備期間さえ過ぎれば、後は更新だけのルーチンワークなので考える時間も減っていって、お金が入ることに集中できるので気分も楽になりますし、作業も楽しめるようになってきます。
ネット上にも自分の存在が浮かんでくるので、あちこちからアクセスも徐々に入ってくるようになります。
ブログでもメルマガでもコメントや返信が来るようになれば濃い読者さんという証拠です。
そうしたら次は、メルマガ登録用ランディングページ(LP)も作成してみましょう。
単純にサイドバーにメルマガ登録用のリンクを設置するだけより、
別ページで詳しくメリットや無料プレゼントの概要を説明する記事を書くのです。
ペルソナを意識するんです。
途中で1枚挟むことで『登録率が下がるのでは?』と思う方もいるかもしれませんが、
これは少しくらい下がっても良いから、より濃い読者に絞る意味もあります。
わざわざリンクを2回3回クリックしてまでもメルマガ登録されてくるということは、
それだけあなたのメルマガが読みたいと思ってる人ということです。
それだけ誘導されたように辿りついて登録されるというのもポイントです。
これができるとメルマガ内でも自分の思うように誘導できるということです。
無料プレゼントも内容が濃密でオリジナリティに溢れているほど効果大です。
そこまで作り上げておいて、最終的には1つのURLから
『ブログ、登録LP、メルマガ登録、無料プレゼント贈呈』
まで進められるようになれば、そのURLをtwitterや号外など露出を増やすだけで
読者が自動で増えていく仕組みが完成します。
まだ最初のうちは意識しなくて良いです。後々考えれば良いです。まずは、
- ブログのターゲット設定
- 検索されそうな記事を増やす
- ブログをSNSで紹介していく
- メルマガ登録者に無料プレゼント
- 関連記事を書いてメルマガ配信
の基本設計と土台がしっかり構築できていないと、
その上に色々積み重ねても崩壊してしまいます。
基点となるブログを何度も見直して、タイトルやSEO対策なども意識して、
濃い読者を集められるようになってきたら次のステップに挑戦していきましょう。
ご意見やご質問はこちらでいつでも受け付けています。
では、水上でした。
コメント