水上アキラです。あなたがブログを書いているなら訪問者が
- 何を欲しがったのか?
- 何を求めたのか?
- 何が必要だったのか?
を徹底的に分析することもできるようになると、
『あなたが伝えたかった相手』と『来てくれた訪問者』の属性が
ぴったりマッチングすることに繋がります。
これはまるで男女が初めて知り合うときにも似ています。
仮にあなたのステータスが
『28歳男性、東京暮らし、大卒で商社勤務』
だったとして、来てもらいたい女性象は
『20代後半、安定志向で育児に集中したい専業主婦を望んでいる』
としたときに訪問者が
『18歳、45歳、女医、バツ2、転勤は反対、近所付き合いは苦手』
などであった場合、これはズレが生じているわけです。
あなたは彼女たち(ブログ訪問者)の期待に応えることができない、
つまりマッチング不成立となり成果が伴わないことになってしまうわけです。
この辺はペルソナ設定をしっかりやっておきましょう。
世の中はバランスが保たれているので、
その属性の人たちにはまたその相手を求める需要を持って
ブログ作りをしている運営者はいるので彼らに任せておけばいいのです。
さて、今回はそのブログ訪問者があなたのブログに何を求めてアクセスしたのか、
そこには2つのリサーチ方法があることをお伝えします。
検索エンジンから何のキーワードでアクセスされたか?
まずは基本中の基本です。
ブログのアクセス解析などは開設当初に設定した
『Googleアナリティクス』や『Search Console(通称サチコ)』がありますね。
検索キーワードが分かるのは『Search Console(通称サチコ)』です。
2019年現在は見た目のインターフェースが改良されてますね。
左サイドバーの『検索パフォーマンス』
⇒ グラフ下の『クエリ』タブ
を見ると今まで何のキーワードでブログにアクセスされてきたかが分かります。
『ページ』はどのページが多く見られてるか分かります。
例えば『ブログ twitter 埋め込み』で訪問者が多ければ
その訪問者たちが抱えている悩みは
『ブログにTwitterのタイムラインを埋め込む方法を知りたい』
と思っている人たちであることになりますね。
そしたらそのページ内では、
『画像付きで、最初から最後まで詳しく手順を説明する』
ということをすれば訪問者の悩みが解決することになります。
需要に対しての供給を満たした、ということです。
普通ならここで終わりです。
キーワードがたくさんあるんだけど・・・
しかし、検索エンジン経由のアクセスが多いブログだと
『Search Console(通称サチコ)』に蓄積されたデータは膨大になり
少しずつ違う形のキーワードでランキング表示されますよね。
それを1つ1つ記事作成するのでは時間が追い付きません。
こうなっている場合は、あなたのブログに対して
何のキーワードがより多く使われてアクセスされたかを見ます。
1つ1つに執着するのではなく、全体の傾向を見るんです。
そして、複数のキーワードをまとめて何個かのグループ化をします。
例えば、こんなキーワードがあったとします。
1.ブログ twitter 埋め込み
2.WordPress twitter 連携
3.Twitter 凍結
4.Twitter 復活
それぞれ4つとも求めている結果は異なりますが、
訪問者が考えているであろう傾向が非常に近いものが見えますね。
≪グループA≫
1.ブログ twitter 埋め込み
2.WordPress twitter 連携
訪問者の属性:ブログ運営していてTwitterも活用している人
≪グループB≫
3.Twitter 凍結
4.Twitter 復活
訪問者の属性:Twitterでミスって凍結されたり、一度辞めてたけど再開したい人
こんな風にAとBの人で分けてみてもそれぞれが
全然違う傾向を持っている人たちということを見抜くことができます。
そうしたら、それぞれの属性が
他に何を検索しそうなのか予測しやすくなったり、
関連ページで内部リンクさせることでサイト内を巡回してくれる、
つまり、滞在時間の向上にも繋がります。
Bの属性とはマッチングできないということであれば
そちらのグループ向けの記事は減らすだけで引き寄せなくできます。
結果的にブログ全体の信頼性も上がり、
訪問者の需要を満たすことができて信用も上がるようになるんです。
アクセス数の多いカテゴリーに注目すると見えてくるものとは
WordPressで記事を書いて更新するときに、
『カテゴリー』
を選択していると思います。
「住宅」とか「仕事」みたいに大きな括りでグループにしてますね。
Search Consoleで分析していると、訪問が多いページと共に
カテゴリーごとにも何処にアクセスが集中する傾向があるかが見えてきます。
そこを調べていくことであなたのブログに何を求めてきているのか
教えてもらっているわけです。
「住宅」「家電」「車」「文房具」とあって、
やたらと車のカテゴリーに収まってるページにアクセスが集まっているなら
車に特化したブログで攻めていったほうが
需要とマッチングしているのかもしれないという予測が立ちやすいのです。
ブログには、直帰率というのがあります。
そのページで閉じられるかどうかがブログ全体の信頼性に影響してきます。
直帰率が100%だと、他のページを見ることなく、
全員がそのページを閉じるか戻るボタンを押して終わっていることを意味します。
直帰率が50%だと、半分が他のページに移行してくれたということです。
低いほうが良いのです。
なので、同一カテゴリーというのは、
同じように訪問者が興味を持ちやすいグループと言えるわけで
そこを攻めていくことでブログ内の循環をしてもらいやすくなり、
閲覧するページ数が増えれば、それは滞在時間のアップにもなるんです。
『車 燃費』についてのキーワードと記事に訪問された人は
『車 節約』にも興味ありそうだと推測できるので
車での節約方法について書いた記事を最後にリンク付けしておけば
続けて読んでもらえることで直帰率のアップができそうですよね。
ブログの滞在時間や直帰率、
さらに訪問されたページはリピートされているのか
などはこちらも設定しておくことで見ることができるので
忘れていた人は必ずやっておきましょう。
コメント
グループAとBに分けるようなキーワードの考え方がシンプルで分かりやすかったです!