実話を基にしたビジネス成功論(売るものに悩んだら参考に)

仕事術

水上アキトです。ある読者さんから『何の商品を売れば分からない』という声をいただきました。

会社員なら入社した時から売るものは決定しているので、
いかに売るか、いかにお客さんを見つけるか、いかにスキルを磨くか、
などを考えるだけで良いですが、
自分でビジネスをする者にとっては商品は命です。

集客は上手くても、売るものが分からないので本末転倒です。

 

今回は、年末年始に田舎の祖父に逢ってきたこともあり、
それになぞらえた話をしていきます。

祖父も戦後に田舎で起業して
中小企業の社長を60年やってきた人なので
参考になるかと思います。

 

塩の専門店から始まった

 

私の祖父は、田舎で商売をしていて
戦後の数年後から

塩屋さん

で生計を立ててました。

塩です。塩の販売専門店をやってたんです。

今じゃ考えられないですね。

 

日清食品の創業者「安藤百福」も塩の製造業で
大金を稼いだとか言われてますし、
当時にしてみると王道の儲け方だったのでしょうか。

 

 

私の祖父のほうは知り合いの塩メーカーや問屋から卸してきて、
近所の人のための販売店です。

リヤカーや馬車で長距離を運んでいたんだとか。

当時はまだ何も無い時代ですし、
量も豊富にありませんでした。

他にお店もほとんど無い土地でした。

 

 

利益率も良かった

当初は、塩の専門店なんて他にそうそう無く、
このライバル不在っていうのは凄く強いですよね。

どんな食事にも塩は使われるのに、
何故他に誰も売らなかったのか不思議なくらいです。

 

競合がいないマーケットだと
価格も自分で決められます。

俺様価格ってやつです。

小売業だったので、大量に仕入れられる場所と現金さえあれば
かなり利益率も高かったみたいです。

 

 

もっとも、それを嗅ぎつけたライバルも
少しずつ登場してきたようです。

その頃のお客さんたちも、別に祖父の店から買いたいのではなく
塩が買えればそれでいい状態です。

 

全く同じ商品を売るライバルが少し安めに売れば
簡単にそっちにお客さんは引っ張られます。

価格競争に陥ります。

2社とも朽ちる、のパターンにも成りえたわけです。

そこで祖父は何をしたのでしょうか?

 

 

お客さんからビジネスヒントを得た

 

ある日、顔なじみになった常連さんから

『醤油は無いか?』

『砂糖は無いか?』

『魚は無いか?』

『お米は無いか?』

『お肉は無いか?』

と言われ始めるようになったそうです。

人間対人間なので、相性が良い店主と顧客
っていうのも中には出てきますよね。

 

 

祖父はここにビジネスチャンスを嗅ぎつけて
隣県などあちこちの問屋を回り始めました。

タクシーなんてありません。

昼間は店番があるので、仕入れるには深夜か早朝しかありません。

寒空の中、一体どうやって回ったかは分かりませんが
品物の種類を揃えていって
お客さんに求められた商品を店に並べました。

即日完売だったとか。

 

 

まだそこまで揃えるライバル店もいなかったことで
売値は少し高めに吹っ掛けたみたいですが、
それでも売切れになったんです。

つまり、ビジネスって
そういうことだってことです。

 

 

あなたが売りたいものを売るのではなく、
お客さんが欲しがっている商品を売るんです。

100%売れますよね。

 

 

企業が行っているアンケートとか
街頭インタビューなどは
お客さんが潜在的に求めているものを拾うためです。

なので、商品に困ったときは、
お客さんに聞いちゃえば良いってことです。

 

物が溢れている時代に売るべきもの

今では物が溢れすぎて、どんなに便利な商品があっても
すぐにそれを上回る商品が開発されているので
大企業たちでさえも苦労しています。

ライバルたちも資金力が増えてくると
人材や広告に多く使えるので
一人勝ちもしにくいようです。

 

ましてや個人が一から物を開発するには
環境も厳しいですし、
人を雇うとなると先行出費ばかり嵩みます。

 

売る商品を『情報』に置き換えるとどうでしょう?

送料もなく、在庫の心配もなく、腐ることもありません。

データなので大量に保有も受け渡しもできます。

価値のある情報には、数十万単位で取引されています。

ライバルがいても関係ないです。

あなたから買いたいお客さんが付いているなら
同じ商品を他から買うことは無いです。

信じるか信じないかはあなた次第です。

 

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