バンドワゴン効果がマーケティングで絶大な理由

心理学

水上アキトです。マーケティング心理学で定番のバンドワゴン効果がどのような意味を持つのか解説します。

これは色んな場面で見覚えがあるものでもあり、
どのように使われているのか気付けると販売の強みにもなります。

 

商品を売るときは付加価値を付けること

まず、あなたが何か商品を売るときに、価格をいくらにするかで悩むと思います。

  • 世の中に同じ商品は無いか
  • 似た商品の相場はいくらか
  • 高すぎると売れないのではないか

など幾つか疑問に思うこともあるでしょう。

 

同じ商品が世の中にたくさんあるものでは、あなたの商品を買わなくても
他で買うことができてしまいます。

あなたの商品だからこその付加価値があることで
人々はあなたから買ってくれるようになるのです。

 

本屋で雑誌を眺めていると、
付録にポーチが付いていたり、ミニトートバッグが付いていたりします。

それも込みで600円だとしたら雑誌のほうは1回きりでも
何度でも使える付録を買ったものと思えば安いものだと感じるので
他の雑誌よりも優先的に選ばれやすくなります。

1回買ってもらった経験があれば、次回に付録を付けなくても
認知をしてもらうための一歩前進にはなれたと言えます。

また、有名ブランドなども付加価値があるからこそ価格を上げられるのです。

 

バンドワゴン効果が人に与える影響

では本題のバンドワゴン効果について話していきます。

バンドワゴンとはパレードの先頭で引っ張る馬車などを意味していて、
派手なものに大勢が目を惹かれることから
マーケティングでは『勝ち馬に乗る』『流行に乗る』ような表現を指します。

日本人は特にこの傾向が強いです。

 

食べログやアットコスメや価格コムを見るというのは、
大勢がレビューした内容を見てそれを買うか買わないかを判断しますよね。

 

また、競馬などギャンブルで本命に賭ける行為も、周りの大勢が推しているから
自分もあわよくばおこぼれを拾いたいと思うものです。

過去のデータや実績を見ることなく、信用に至った結果の行動ということです。

 

CMなどで見かける『今年の売上No.1!』なども同じです。

自分は見たことがなくても、この一言だけで大勢の人に支持されて売れたんだな
と錯覚します。

あなたもきっと流行り物に乗っかった経験がありますよね。

 

周りと同じものを買いやすい

人間は、周りに合わせたい心理があり、周りに合わせることで安泰を感じます。

お金が動くビジネスの場面でこそ多く見られています。

では、バンドワゴン効果が引き起こす一例を見ていきましょう。

 

スマートフォン

例えば、新しくスマートフォンを買おうとしている客がいるとします。

格安スマホもAndroidもあるけど、会社の同僚はiPhone利用者が多い場合、
どうしてもiPhoneを選びやすいです。

話についていけなかったり、除け者になるのを恐れるからです。

 

ドラマ

周りのみんなが特定のドラマの話をしていると
見逃した回をYoutubeやネットで調べようとします。

次週からはちゃんと見るように録画までするかもしれません。

それまで全く興味が無かったドラマなのに、周りの影響ですっかりファンです。

 

カフェ

5人でカフェに入って、ウェイトレスが注文を取りに来た時に
A『私はブレンドコーヒーで』
B『私はレモンティーで』
C『私はミルクティーで』
D『私もそれにします』
E『んじゃ私も』
のような場面が起こることがあります。

 

別にミルクティーが心底飲みたかったわけでもありませんが、
Dさんは釣られて選んでますし、
Eさんは多数決の心理も働いてミルクティーにしています。

飲み物はいくつも種類があるのに、5人中3人がミルクティーです。

5人全員がブレンドコーヒーだった可能性もあります。

これもバンドワゴン効果です。

 

仮想通貨

報道などによってビットコインなど仮想通貨を認知したら
次は何の銘柄を買おうか考えるようになります。

比較サイトや2chなどあちこちで情報収集をするのも
他人の意見に頼り、人気のあるものを買おうとする心理が働いています。

こんな正しい答えの分からないものこそ、
人の意見が集まっているものや人気のものに集まりやすいです。

 

 

これらのように、
何人かが頼んでいるものなら安心、誰かと一緒のものが正しい、
何となく釣られてしまった、あまり深く考えてなかった、
などの心理があちこちの場面で引き起こされるということです。

 

バンドワゴン効果をビジネスで活用する方法

では、バンドワゴン効果をビジネスで使うにはどうすれば良いのかということです。

流行を作るというのは一般人でも起こせるのです。

SNSがあるからです。

 

現代においてビジネスの必須ツールとなるSNSでは、
個人が1人でもバンドワゴン効果を引き起こせます。

 

あくまでも一例ですが、twitterアカウントで

  • フォロワー数:30人
  • フォロワー数:5000人

の人を見比べると、後者のほうに惹かれますよね。

 

5000人は並大抵のことではなれないので、
『きっと正しいことをやっている人なのだろう』
『どんなに良い商品を販売しているんだろう』
のように思いやすいです。

 

Youtubeの再生数を見ても、少ない動画より多い動画だと
『きっと面白いんだろう』
という期待がされることでさらに再生数は増えやすいです。

 

もちろんこれらは一朝一夕でできるわけでもなく時間は掛かりますが
それでも数か月あれば誰でも形にはできます。

焦る必要なんてありません。

 

ここまで行ってきたように、付加価値&バンドワゴン効果を応用することで
きっとあなたも羽ばたけるヒントは隠されていますよ。

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