ツァイガルニク効果で相手があなたの虜にさせる方法を解説

心理学

水上アキトです。人間は何か目標に向かっているときは周りも見えないほど一心不乱に走ります。

そのときは高い緊張感が保たれています。

ツァイガルニク効果という人間心理が働いています。

 

目標に達すると一気に緊張感がほぐれて安堵の精神状態に戻ります。

  • あと少しで完成なのに邪魔が入る
  • 続きが気になる
  • 夢の中でも出てくる

のように未完成のままだとモヤモヤしたり、じれったいな~、
という感情が沸いてきますよね。

 

この心理的作用は、仕事や恋愛やCMでも使われています。

どういうことか説明していきますね。

 

CMでよく見かけるアレ

よくテレビのコマーシャルで使われていたのが、
ドラマ仕立てのCMを見せておいて
『続きはWebで』のように気になる人は自社サイトに誘導するのも
ツァイガルニク効果によるものです。

 

その後どうなったんだろう、
続きが気になる、
何が言いたかったのか知りたい、
という気持ちにさせることで本質に辿りつかせるための導線を作っています。

 

もともとテレビCMは15秒や30秒など限られた時間しか持てないので
あれもこれも説明することができません。

そのため、とりあえず関心を惹きつけておいて、
見込み客だけサイトに集めることでプロモーションを円滑に進める狙いがあります。

マーケティングテクニックとしてはよく知られた手法です。

 

疲れていても最後までやらないと落ち着かない

次に、勉強や仕事面で見てみましょう。

残業だとか誰かに強制的にさせられていることは別として、自分自身の中で

  • 今日はこの本を100ページまで読む

と決めたのに突然の頼まれごとなどで87ページで終わってしまうと
続きが気になったりモヤモヤしますね。

 

  • 学校で作品を作っていて完成させるまで帰らない

と決めていたのに、あと少しというところで下校時間になってしまうのも同じです。

 

  • 今日中には終わらない仕事だけど余分にやっておく

のように予定より多めに片づけておくと翌朝でも緊張を維持しているので
鮮明に頭に残っている状態で、仕事の終えるスピードを保てる。

 

などの事象がツァイガルニク効果によるものだと言われています。

好きな人・気になる人にも使える

 

ツァイガルニク効果は恋愛でも使えます。

まだ付き合う前の気になる状態、付き合ったばかりのカップル、など
お互いのことを少しずつ知る段階では
自分の全てを出さないほうが良いのです。

相手にしてみれば『じれったい』感情を持っておいてくれたほうが
あなたのことを完全に知らない、つまり未完の状態を維持できますよね。

 

そうなると家にいる時もあなたのことを想う時間が増えます。

初期のころから充実させてあげてしまうと達成感を満たしてしまい
あなたへの興味が薄れてしまいます。

自分自身の情報を小出しにすることで、少しずつ知ることに慣れていき
急かされても焦らすことで効果は表れます。

 

どこかミステリアスに謎めいた存在のほうが一層際立ちます。

『門限があるから』

『明日も早いから』

という人のほうが別れが惜しくなります。

 

 

また、男性がキャバクラやスナックの常連になるのも
ツァイガルニク効果は関係しています。

疑似恋愛を楽しむ社交場でもあり、相手を少しずつ知っていくと
もっと知りたい、何ならこの子と付き合いたい、
とまで思わせるテクニックが使われています。

 

彼女たちが上手いのは、
一方的に自分のことを話すこともなく、相手のことを聞くだけではありません。

会話のキャッチボールが上手いんです。

質問と回答を繰り返すことで時間を延ばして、
相手には自分の情報を小出しにしかしないので、気になるお客さんは
次回もまた来てしまうのです。

これによって何度も通ってくれるリピーター、つまり常連を増やしているんですね。

 

まとめ

ツァイガルニク効果は未完させることで緊張感が保たれる人間心理を指します。

仕事でも恋愛でもそのパターンは応用できて、
相手を惹きつけて離さないテクニックとして使えることが分かりますね。

 

もしかしたらこれを見ているあなたも
すでにどこかの誰かにツァイガルニク効果を使われているかもしれません。

それを本人が自覚できないようにも使えてしまうので
魔性の心理学でもあるのです。

使える側に回れば、気になる人たちを思い通りに操ることもできるかもしれませんね。

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