水上アキラです。メルマガを書くときに一番最初に手が止まってしまうのがタイトル部分です。
- 下手なタイトルだと開封率が下がりそう
- どう書いたら読まれるのか?
- インパクトのある件名を知りたい
- 誰かタイトルの良い例を教えてよ
と気になる人もいるかと思います。
私が別のブログで発行しているメルマガ用に
タイトルを集めたテンプレートをサンプルとして公開しますね。
ブログやtwitterの見出しも使えると思いますよ。
メルマガに使えるタイトル集
数字+●●な方法
- 68歳が毎月10万円増やせる方法
- 恋愛未経験が5人の彼女を作れた方法
- 中古ゲームを2万円で売れたときの文章の書き方
- たった3か月で10kg痩せた方法
とりあえずですが、これはもう王道です。
具体的な数字を見せることで、読者が一瞬でイメージしやすくなります。
かつ、『●●の方法』などのHow toは誰でもできそうなレベルで書くことで開封されやすくなります。
これらを同時に使う必要もないですが、あまりにも王道ノウハウなので、
多用しすぎると1通1通のインパクトが薄まってしまいますのでご注意。
質問系タイトル
- 売れない理由を知ってますか?
- どうしたらセミナーの集客が増えるか知りたいですか?
- もしかして、まだうちは大丈夫と思っていませんか?
- どうやって100万円が振込まれたか見たくありませんか?
相手に問いかけることで、読者はそれに呼応しようとします。
メルマガでの呼応というのは、開封すること、クリックすること、です。
独りごとになってしまうと気に留めてもらえなかった人も
疑問形にすることで、あたかも自分に伺いをされているので反応してしまうのです。
感想系タイトル
- スカイツリーの眺めは最高でした!
- 何故1週間もハワイに行けたのか教えます
- この1か月で私が7kg痩せた秘訣は●●です
- あの有名なセミナーに参加した話を公開します!
あなたのメルマガを読んでいる人は、すでに特定のジャンルで絞られているわけなので
それに関するキーワードを用いながら今日は感想を話すよという宣言によって
普段とも少し違うニュアンスでメールを送ることができます。
●●に聞いてみました、のように興味を持ちそうな話題で釣るイメージです。
自分の名前を入れる
- 水上アキラです。最も効果的な売り文句は、●●です
- こんにちは、水上アキラです。無料で使えるサーバを教えます
タイトルで名前を入れることで、受信者が色んなメールを受け取っていても
あなたからのメールなんだと認識しやすくさせるためです。
全ての人がメールアドレスを登録しているわけでもなく、
フォルダの振り分けをやっているわけでも無いですからね。
相手の名前を入れる
- 佐藤さん、ブログでよく忘れがちなこの設定やってますか?
- 鈴木さん、最もカンタンな集客方法を知ってますか?
- 田中さん、見逃し厳禁です!
- 伊藤さんに伝えたくて急いで書きました
ブログだと大勢が見る媒体なので、誰か特定の個人宛てには書けませんが、
メルマガがブログと大きく違うのが、このように相手の名前を1人1人分けて書けるところです。
メールを出すときに %%name%% などを入れておくことで
あらかじめ読者に登録されている読者名に紐づいて個人名で発信されます。
学校の授業中のように、ピンポンやノックなどの来客時のように、
人は自分の名前で呼ばれたものは呼応しないといけない、
という心理が働くので無視しにくくなるんです。
ニュース・トレンド・事件
- インスタグラムで1000人のフォロワーを作る方法
- ●●事件の首謀者が発した意外なメッセージとは?
- オリンピックでも使われた集客ノウハウ見てみませんか?
SNSなどその時に利用者が多いものをネタに使ったり、
近々で起こった事件を絡めてみたり、
大きなイベントごとや流行を取り入れて発信すると効果があります。
人は最新情報に敏感なんです。
誤った情報を発信してはマイナスですが、日頃から情報収集の習慣を付けておけば
メルマガを出すときも情報通のように写すこともできます。
限定性タイトル
- 10名で締切ります!今しか読めません!
- 読者さんなら早い者勝ちです
- 明日の18時で募集を終わります
- 28歳限定のセミナーを開きます
基本的に人間は限定品・レア物・希少価値に弱いです。
スーパーやショッピングモールの買い物でも同じような光景を見ますよね。
今を逃すともう手に入らない、という気持ちにさせることでとりあえず開封して詳細を見てから判断しようという心理にさせるのです。
メルマガ配信者は、開封させることが最初のハードルなんです。
無料アピールのタイトル
- 無料プレゼントします! もう二度と配布しませんので今のうち!
- 無料なのに儲かる方法教えます
- 登録者には無料サンプルをお配りします
人が『無料』という文字に目を惹くという意味でも効果はあります。
もらえるものは何でももらいたいと思うからです。
有料なものと無料のものとでは、10倍以上の差が見られたというのはマーケティングではよくある話です。
正反対の言葉の組み合わせ
- 倒産寸前のお店が月商500万円をたたき出した方法
- 派遣社員が何故ボーナスをもらえたのか?
- ローン審査に落ちた人が当日中に借りられた話
- 偏差値40の劣等生が東大に入れた裏話
人間は常識や固定観念があるため、ギャップに反応します。
そんなバカな!?という意外性をアピールすることで、
真偽はともかく中身を見てみたいと興味を感じさせるのです。
一般人がアクセスを集めるための8つの書き方
これら以外にも以前にまとめた記事があるので参考にしてください。
ワンパターンにはしない
あまりにいつも似たようなタイトルになってしまうと
1つ1つのインパクトも薄れますし、
他のメールとの差別化をするならオリジナルでも研究する必要はあります。
読者を飽きさせないようにして、自分の時間もなるべく取られないように慣れていくことです。
それぞれを組み合わせていくことでも無限にパターンは作れますね。
メリットの先にあるベネフィットも
少し頭をひねらないと出てこないかもしれませんが、
メリットだけではインパクトが薄かったり怪しく見えるケースもあります。
そのときはベネフィットまで書いてあげると読者を納得させられます。
ベネフィットとは、メリットの先にある恩恵や結果です。
例えば、学生向けの学習塾で
『大企業に就職できた。だから安定した人生になった』
メリット:大企業に就職できる
ベネフィット:安定した人生を送れる
他にも、
『肝硬変が治せた。だからまたお酒が飲める』
メリット:肝硬変が治せる
ベネフィット:またお酒が飲めるようになる
『腕の大きな傷跡が消えた。だから夏は薄着が着れる』
メリット:大きな傷跡が消えた
ベネフィット:夏に薄着が着れるようになる
などはメリットとベネフィットの関係性を表しているわけです。
読者が本当に求めているのは、ベネフィットのほうです。
メリットはそのための原因解決や一提案といったところでしょうか。
まとめ
メルマガもブログなどと同じように、いかにタイトルで目を惹いて読ませるかが重要です。
本文以上に努力が求められるところであり、タイトルさえ優れていれば後はどうにでもなると言えるほどです。
今回出したテンプレートも一例であり、突き詰めればどんどんアイデアは出てきます。
誰にでもできてしまう書き方ではいつまで経ってもオリジナリティは産まれませんし、
少しでも上手く書ける方法を磨いていくには、何回もテストするしかありません。
正解は無いので、何個もボツにしては採用を繰り返してみて、
自分の中で鉄板になるタイトルが見つけられれば幸いです。
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