水上アキラです。『自分のやりたい仕事をさせてもらえない』『今の仕事は本当に自分に合っているのだろうか?』『プレッシャーに負けそう』『もっと違う生き方ができたんじゃないか?』と多くの人が仕事の悩みに直面しています。
会社を辞めるのに勇気が必要だという人もいますが、
果たして本当にそうなのかと疑問を持っています。
会社や親の言いなりだったせいでこんな目に
若い世代は、生まれたときから両親に
- たくさん勉強しろ
- 勉強すれば大きな会社に入れる
- 大きな会社に入ればお金に困らない
- そうなれば一生安泰だ
そうやって教えられて育ってきましたよね。
そう言っていた両親世代たちが現在どうなっているかと言うと、
- それほど多くの退職金をもらえなかった
- 年金が先細ってケチ話ばかりしている
- 節約が日常の会話
- いつもお金が無い話をしている
という惨めな有り様があちこちの家庭で起こっているのです。
子供たちには散々うるさいことを言っておきながら、
当の本人たちも『まさかこんな目になるとは』と心底悔しい思いをしているんです。
下手したら子供たちにお金の無心をしてくるかもしれません。
『会社の評判』『株価』『事業の将来性』などを事前に入念に調べておいて
狭き門を通ってやっと入社できたと思っても、
入る前には予想だにしていなかったことの連続だったりします。
- 毎朝、社訓を復唱させられる
- 部署内での醜い足の引っ張り合い
- 実力も無いのにゴマすりやコネだけで偉そうな上司
- 出世したくても老害がいつまでも上で甘い汁を吸っている
- 出身大学別の派閥争い
などによって1人1人の個性が失われていき、集団の色に染められます。
そういう環境に長くいると、考え方も変えられていき、思考停止となり
会社の理不尽な要求にも対抗するだけ無駄だと判断する『イエスマン』が量産されます。
会社は、『個より公』の精神であり、ストライキやデモをさせないように、
自分で考えるなんてことをさせないように調教するわけです。
大企業も不祥事だらけで巨額損失
2018年も大企業による色んなニュースがありました。
- 電車の部品が落ちていた
- 日本製車両の脱線事故
- 原発事故
- 飲酒パイロット
- 品質データ改ざん
- 新幹線に亀裂
- 自動車メーカーの無資格検査
もはや毎月どこかの大企業で何らかの不祥事が起こるのが当たり前にすらなってますね。
この1つ1つで巨額の赤字、損失、信用失墜、日本製の凋落、が起きましたが
『今度から気を付けます』
それがこれで終わりですよ。
そのうち風化して人々からは忘れられていきます。
むしろ大ダメージなのはそんな大企業たちから仕事をもらっていた下請けの中小企業です。
せっかく受注できたはずの大きな仕事が消えたり、値下げ要求を余儀なくされます。
下請けは条件を飲まなければ切られるので飲まざるを得ません。
潤うわけがありません。
社員たちはどんなに真面目にやってようと、そんなの関係なく給料が減らされたり
下手したらリストラ候補にもなります。
『自分は無遅刻無欠勤で長年きてるし、仕事でミスしないし、大丈夫だろう』
なんて思ってる人は立派な社畜脳です。
自分の意思とは反して強制的に『あなたは要らなくなりました』と言われるわけです。
携帯電話会社の値下げ判断もニュースになってますね。
ドコモは値下げしてもNTTのバックボーンがあるから持つかもしれませんが、
auは拒否、ソフトバンクは値下げするけど社員を切ると言ってます。
社内で前々から噂はされていたかもしれないことでも、2017年には予想もされていなくても安泰だと思っていた社員も多かったかもしれません。
日本人の休日日数は?
私はすでに1年の半分は休日、という人間です。
極端に言えば、10月~3月に仕事、4月~9月は休み、というほどに半分くらいです。
それすら年によって気分で変えてます。
仕事の日でも午後は遊んでたりするので、実働はもっと少ないです。
肉体労働でもないので、疲れるときは仕事で頭を使いすぎて疲れる感じです。
しかし、会社勤めだとこうなることは絶対に無いですよね。
海外ではサラリーマンでも8月9月はまるまる長期休暇みたいのが普通にありますが、
日本の企業ではそんなことさせてもらえません。
4月から翌年3月までみっちり会社に来ることが強制的であり、
それが定年の65歳まで一生続きます。
会社員がもらえる休日は、月8日の土日休みで『8×12=96日』+『祝日が20日程度』=116日
お盆正月で10日とすると、年間の休日日数は『合計126日』になります。
365日のうち『仕事239日 休日126日』ですね。
つまり、『仕事2:休日1』の割合です。
あれ? 会社員の休日って案外もらえてるんだなって気にもなりますけど、
これはカレンダー通りの公務員的な職場の休日なだけであって
労働基準法無視の職場を経験していた私としてはありえない話です。
給料を残業代で稼ぐなどという『時給脳』をしている時点で稼げる人にはなれません。
稼げるようになるには、『お金が入ってくる仕組み』を持たない限り、絶対に裕福にはなれません。
その仕組みさえできてしまえば、休日にも自分の代わりに稼いでくれるので休日日数を増やすことができるようになるんです。
そんなバカなと思ってしまってる人は、そのまま会社にぶら下がっていれば良いです。
この考え方を持てない時点でもうあなたの人生は決まってます。
●●●●人間だったから辞められない
あなたがすぐに会社を辞めることができないのは、指示待ち人間だからです。
もう会社によってそのように教育されてしまっているんです。
- 上司の言うことが絶対だ
- 何もしてないときでも椅子に座ってれば給料はもらえてラッキー
- 言われてない仕事をするなんて時間が勿体ない
- 言われてない仕事をしても給料は変わらない
- やったからと言って昇進するわけでもない
- 質問や疑問も浮かばない
- ルーチンワークしかできない
- 決断力も行動力も無い
こんなのに当てはまってる時点で会社を辞める勇気が出るわけがありません。
自分が何をやりたいか、自分の頭でも考えられなくなってるんです。
逆に、そうではないとハッキリ自覚できる人は、会社にぶら下がっていることが勿体ないです。
辞める勇気を出すまでもなく、行動したもの勝ちなんですよ。
会社はお金を得る手段の1つでしかない
例えば、会社に行かずに1万円が欲しいなら
- メルカリで売る
- ヤフオクで売る
- 中古買取りで売る
- クラウドワークスでライターをやる
などをやれば手っ取り早くお金は手に入ります。
10万円欲しいなら作業を10倍やるだけです。
売るものが無いのなら、リサイクルショップや問屋などで
まとめ買いなどをして仕入れれば単価は抑えられます。
どれもインターネットが無かった時代では不可能だったことばかりなのに
インターネットが普及する前ですら起業家は全国にたくさんいて
ビジネスモデルはたくさんあるわけです。
会社に勤めなくてもお金を稼ぐことは誰でもできるのに、
お金になる行動をしないで、飲んで遊んで浪費するだけでは
会社を辞めるつもりと言っても説得力がありません。
辞める勇気が出ないのは、会社以外からの収入源が無いからです。
それなら持てば良いんです。
自分で●●しなければ稼げない
会社を辞めても収入を得られるようになるには、人の真似をするのが手っ取り早いですが、
最終的には、自分で創造しないと大きく稼げません。
モデリングは最初のキッカケに過ぎません。
真似だけだと、利益やお客さんなどを独占できないことがあります。
自分だけのオリジナリティがあるもの、その世界での権威、有名なブランディング、
を持てるようになるには『自分で創造したもの』でしか当てはまりません。
じゃないと単なるパクリ野郎と非難されて終わります。
誰にも評価されません。
創造と言っても、全く0から発明しろとは言ってません。
あなたの名義が付いていたり、あなた独自の仕組みを持つことでも創造できます。
インターネットにおいて、ごく普通の一般人が創造しているものはたくさんあるんです。
自分だけのコンテンツは誰だって作ることができます。
それを販売することでビジネスになります。
1万円で売ったものが100人に売れれば100万円になるのに、在庫は無限にあります。
一度流れを覚えれば幾らでも応用できるようになります。
他人がそれを手に入れるには、あなたの銀行口座にお金を振り込むしか方法がありません。
これが仕組みの構築であり、創造なんです。
まとめ
ここまで読まれた方は、会社を辞める勇気なんて話すらバカバカしくなったのではないでしょうか。
お金が入る仕組みさえ持てれば不安定な会社に依存することから解放され、
今まで自分が育ってきた環境がいかに稼げない環境だったかを知ったと思います。
頭で何となく理解したつもりになっていては何も変わりません。
思いついたものは、行動に移さない限り誰かがやってくれるものでもありません。
他人に影響されない勇気と覚悟があれば、今より人生が向上する可能性は産まれるんです。
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