水上アキラです。ネット環境さえあれば誰でもビジネスはできるので、
それが1人から始められるスモールビジネスも全体的に盛んになってきています。
もはやそれくらい会社の給料には期待できない時代です。
予算が少なくても、人数が1人でも、オフィスが無くても、法人化しなくても、
スモールビジネスとしての起業をする人のほうが多いんじゃないかなと。
以前も『雇われない生き方』について書きました。
![](https://i0.wp.com/shangri-life.net/wp-content/uploads/2018/12/rolls-royce-2943640_640.jpg?resize=160%2C90&ssl=1)
起業する人でも潤沢に予算がある人なら、
人を雇ってオフィスも契約して宣伝するパワーがありますが、
別にそこまでしなくてもスモールビジネスとして
自分が生きていけるレベルで始めることは難しくないのです。
しかし、スモールビジネスはいくらリスクは少ないと言っても
失敗する人もまた多いのです。
アイデアがいくら良くても、これから挙げるものを失念してしまい
本来は良くなるところも結果的に堕ちていくケースがあるので
そうならないように頭に入れておいてください。
利益率は確保できているか?
どんなにアイデアが良くても、まずこれが第一です。
利益が取れないなら意味がありません。
そして、経費が掛かりすぎるのでは本末転倒です。
商売の基本は『安く買って、高く売る』です。
まだスタートアップしたばかりの段階では、予想だにしない出費が
ある日ポコッと出てきたりするんです。
そんなはずじゃなかったという目に遭うケースも多々あります。
基本的に儲かっているスモールビジネスをしている人は、
例えば1万円の商品に掛かる原価は1000円以下だったり
技術力でフォローできていたり、
ブランディングで価値を高めるなど、
利益率を上げるための努力をどこかでやっています。
![](https://i0.wp.com/shangri-life.net/wp-content/uploads/2018/09/diamond-3185447_640.jpg?resize=160%2C90&ssl=1)
資金は20万円以下でも可能
スモールビジネスに取り掛かるときに使うものがあるとすれば
- パソコン
- ウイルス対策ソフト
- wifiなどネット環境
- クレジットカード
- 作業スペース
- 開業届の印紙代
くらいでも始められます。プラスαとして、
- WordPress
- レンタルサーバ
- 独自ドメイン
- メルマガスタンド
などがあれば24時間ネット集客も始められます。
![](https://i0.wp.com/shangri-life.net/wp-content/uploads/2018/10/150912536038_TP_V4.jpg?resize=160%2C90&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/shangri-life.net/wp-content/uploads/2018/10/MIYAKO85_kurimaoohashi20140726_TP_V4.jpg?resize=160%2C90&ssl=1)
これら全部を揃えるにしても20万円あれば揃えられます。
パソコンは日々の作業で最も使うので、ある程度のスペックは無いと
動作が重い、フリーズした、なんてことも出てきますが、
今どきは新品じゃなくても2年前くらいの中古パソコンでも十分だったりします。
ハイスペックなのに、買ってすぐ売る人もいるので流通量は多いです。
クレジットカードでの決済は、
- 手元に現金が無いときでも支払いができる
- 支払い日は翌月末にできる
のメリットがあります。
たとえば3月1日に購入した支払いは、4月30日になる、のようになるので
売上が入るタイミングが4月だとしても引き落としに間に合いますね。
商品が完成して、集客の準備期間を経て、運用フェーズになると
資金の回転は大事になってきます。
後で余計なところで時間を使わなくて済むように、仕組み化はしておきましょう。
![](https://i0.wp.com/shangri-life.net/wp-content/uploads/2018/11/CK619IMGL6301_TP_V4.jpg?resize=160%2C90&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/shangri-life.net/wp-content/uploads/2018/10/b6.jpg?resize=160%2C90&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/shangri-life.net/wp-content/uploads/2018/11/curious-1583071_640.jpg?resize=160%2C90&ssl=1)
差別化ができているか?
商品というのは、完全オリジナルなものってなかなか無いのです。
最初は大発明だったり優れたアイデアによって生まれた物でも
幾つかの会社が似たような商品を作ってますよね。
テレビ、カップラーメン、パソコン、冷暖房、など日常生活でよく見る商品も
メーカーはたくさんあるわけで、どこも企業として成立していますね。
だいたいは最初の資本力で強引に生産販売しているわけなので
小資本のスモールビジネスではコツが必要です。
いかに同業者たちと差別化ができているかが肝になってきます。
なぜ差別化しないといけないかと言うと、
- 価格競争に陥ってしまう
- 選んでもらえる理由付けが無くなる
- 権利が取られる(特許侵害など)
などデメリットのほうが多いんです。
価格競争とは、たとえばAmazonで買うときに販売者たちを見ていると、
同じ商品を売っているけど価格が少しずつ違いますよね。
1か月前は1000円だったものが、900円で売る販売者が出てくると
他の販売者は800円に値下げ、さらに他が700円に値下げ、
気が付いたら500円で買えていたじゃん!のように価格競争されてるのを見かけます。
もし、その商品を600円の原価や仕入れ値だとすると赤字です。
これはダメパターンなんだろうなと思いながら見てるんですけど、
スモールビジネスをする人も同じことは言えます。
そして、例えばWebデザイナーのAさんとBさんがいた場合、
両者とも受注額を5万円と設定しているとします。
依頼するときに、両者の違いが全く無いならどちらでも良くなりますよね。
これがBさんがさらに
『元プログラマー出身』
『半年サポート付き』
『個別レッスン付き』
などの差別化をしている人だったら、お客さんとしては
Bさんを選ぶ理由付けが生まれます。
![](https://i0.wp.com/shangri-life.net/wp-content/uploads/2018/11/TIG86_hoduewotukujyosei_TP_V4.jpg?resize=160%2C90&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/shangri-life.net/wp-content/uploads/2018/10/poppies-3644060_640.jpg?resize=160%2C90&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/shangri-life.net/wp-content/uploads/2018/10/b43.jpg?resize=160%2C90&ssl=1)
マーケットが存在しているか?
売るためのマーケット、つまりそういう市場があるのかどうかです。
魚市場とかの意味では無くて、すでに一定数の顧客が存在していたり、
潜在顧客が見つけられる場所だったり、出せば売れる環境があるのかってことです。
ラーメン屋が繁盛しているエリアでラーメン屋を出せば
高確率でお客さんは入るでしょう。
もっとも、価格競争やライバルの問題があるので、
その後に潰れるか成功するかはまた別の話です。
また、どんなに便利な素晴らしい発明品だって、
それを欲しいと思う人たちがいないなら、単なるゴミです。
ロウソクの時代にライトが発明されて、
欲しがる需要があったからこそ買う人が次々と現れたわけです。
そんな大発明をしなくても、すでにマーケットが存在している物を売るなら
同じように売れていくわけですが、それを事前に知っているのかが肝です。
欲しいと願っている人に、解決できるものを届けられることがマーケット開拓です。
いわゆるマーケティングですね。
![](https://i0.wp.com/shangri-life.net/wp-content/uploads/2018/09/ISG106113158_TP_V4.jpg?resize=160%2C90&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/shangri-life.net/wp-content/uploads/2018/09/b52.jpg?resize=160%2C90&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/shangri-life.net/wp-content/uploads/2018/10/b43.jpg?resize=160%2C90&ssl=1)
リピート性はあるか?
まず大前提ですが、ビジネスの何が難しいかというと、商品を作ることでは無いです。
最も難しいのは、お客さんがいるかどうかです。
お客さんがいないなら1人でやってる趣味と変わりません。
お金を払ってくれるお客さんが存在していなければ、
あなたにお金が入ることは100%無いのです。
そして、さらに難しいことが新規顧客の開拓です。
せっかく良いサービスができても、
これができずに潰れていくスモールビジネスもたくさんあるんです。
それもそのはずです。
スモールビジネスは、商品作成と集客を同時にやり続けなければなりません。
モノづくりやサービス自体は優秀であっても、
買ってくれるお客さんが見つからずに苦しむ人は多いんです。
しかし、儲かっているスモールビジネスを見てみると、
いずれもリピート性があるんですね。
1人のお客さんが何度も購入するリピート客が集まるビジネスモデルのほうが簡単なんです。
新規顧客を狙うことばかりだと、一から説明していかなければ
- 商品も知らない
- 販売者も知らない
- 性能も知らない
- 機能も知らない
- フォローも知らない
- 満足感も知らない
- 価格も知らない
と知らない尽くしなので疲れるところなのですが、一度前に買ってもらったお客さんは
大方知ってくれるので、余計な時間も省ける上に信頼性が高まり、
決済もスムーズに進んでくれるんです。
しかも、自分から頭を下げて新規顧客の開拓をしなくても、
リピーターさんが紹介してくれるようにもなります。
上手くいけば20人くらいのリピーターさえいれば、
集客は一切しなくてもよくなるんですね。
![](https://i0.wp.com/shangri-life.net/wp-content/uploads/2018/11/concert-1748102_640.jpg?resize=160%2C90&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/shangri-life.net/wp-content/uploads/2018/09/d4.jpg?resize=160%2C90&ssl=1)
コメント